1. CSAグループでの経歴を教えてください。

   CSAグループに入社する前は、エンジニアリング・コンサルティング会社でプロジェクトマネジャーを務めており、CSA規格に基づいた商品の評価に携わっていました。会社では、CSAグループを含むいくつかの規格開発機関の規格開発・更新のサポートを行っていました。2017年に、私は認証者としてCSAグループの試験・検査・認証事業に加わりました。規格に対する関心と経験があり、ちょうど1年と少しが経った頃機会があり、建設・インフラ部門のプロジェクトマネジャーとして当社の規格開発の非営利組織に異動しました。

2. 典型的な1日の仕事の様子を教えてください

   プロジェクトマネジャーとしての役割は、ボランティアメンバーとの密接なやりとりが大部分を占めます。典型的な1日は、規格の開発・協議・内容改訂のためにメンバーとのミーティングの場を設けたり、規格の草案を作成・審査したり、メンバーの様々な業務のサポートをします。また、内部スタッフと協力し、規格の準備・発行や、規格に関する外部からの問い合わせ対応、当部門における新構想、新分野の模索などにも相当な時間を割いています。

3. CSAグループにおけるあなたの役割について、一番やりがいがある点は？

   間違いなく、自身の仕事に意欲を持つ献身的な専門家たちと仕事をすることです。メンバー同士が力を合わせる姿に元気づけられます。規格は全員の合意のもとに開発されるため、全員の意見を一致させるのが難しいこともありますが、メンバーが個人の利害よりも社会全体の利益を優先させるところを見て素晴らしいと思います。CSAグループの従業員も同意見です。大勢の人員と部署が私たちをサポートし、舞台裏で尽力してくださっているおかげで、私たちは規格やそれを効果的に実施するツールを発案・開発することができるのです。

4. グループで働くことを一言で表すとしたら？またその理由は？

   「影響力がある」です。ただ、ひと目でわかるような影響ではありません。規格は私たちの日常生活の一部ですが、ほとんど認識されません。例えば、家の建設や稼動に関わる全てのものを分類すれば、アクセシビリティ（利用の容易さ）に関する条件、建設材料（持続可能性や環境への配慮を含む）、電気配線、水道工事、家庭用器具、住宅の稼動に必要なエネルギーなど、多くの分野において私たちの住む家をより快適・安全で信頼できるものにするために規格が適用された可能性があります。

5. CSAグループの、職場としてすばらしい点は？

   CSAグループは、私自身のキャリアの進路と目標に沿った専門的能力の開発と成長の機会を与え、推奨してくれます。また、従業員へのサポートと配慮がしっかりなされており、それはコロナ禍中、特に顕著でした。状況が常に変化する中、CSAグループは必要に応じて調整や方向転換をし、切り抜けるためのサポートや支援ツールを提供してくれました。
   それと「人」です。私が所属するチームは素晴らしく協力的で、お互いを支え合い、お互いから学ぶことを楽しんでいます。週に数回、再びオフィスに出勤することになり、「人」がどれほど恋しかったかを実感しています。

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